吸引から注入へ 2
当日施術なので別室で契約。
顎と鼻用の硬いヒアルロン酸と頬用の柔らかいヒアルロン酸、各1本ずつ購入。
私の行った病院では1mlのシリンジ買取方式です。
それに笑気麻酔とフラットに注入するため頬のみカニューレのオプションをつけて、12まんえんくらいになりました。
結構かかる。
12まんえん、半永久施術だと何ができるんだろうと考えながら支払いました。
初めての注入は結構早く吸収されてしまうそうです。
富豪の遊びだな。
ここら辺からめちゃくちゃテンションが下がる。
注射がめちゃくちゃ苦手だし多分痛いし1年半くらいしかもたないし、そもそも別にやらなくても…みたいなリアクションをされたし、私はいったい何をやっているんだ。
というなんとも言えない気持ちで準備を待ちます。
オペ室では特に脱いだりしません。
看護婦さんに案内され、普通に診察台に寝転んで、鼻から笑気麻酔を吸う。
笑気麻酔、前回の吸引であまり効いた感じがしなかったので必死で吸いましたが今回もめちゃくちゃ素面。
全然効かない。焦る気持ち。
先生がやってきて、とにかく効いてないのでヒョエーとしてたら「今からガス出しますね」と言われて、私は………という感じでした。
でも効かなかったですね。
そもそも万が一が起こらないよう量を制限してるのかも。
1回だけボワ〜として口が回らなくなったのでこれがずっと続けばいいのにね。
「ふわふわしますか?」「いや別に」
「ふわふわしますか?」「いや別に」
と繰り返しながら「いや別に」のまま注射始まりました。
鼻筋からスタートです。
そしたらなんと〜笑気麻酔の管が外されて〜ただでさえ素面が、ただの麻酔してない人〜。
採血の針より明らかに太いやつが、ブツッと皮膚を突き破って入ってきました。
痛い、普通に。普通に痛い〜。これはワクチン接種する時の痛さが似た感じかな?やった時ありませんが。
多分2回針を刺されてそのあと粘土で形を作るように先生がギュッギュと鼻筋を作ってました。
それも痛いと言えば痛いけどやっぱりブツッとなった痛みが強い。
鏡で様子を見せてくれるんですが、刺されてる間これは自分からもう1度注入してと気軽に言えるものじゃないなとつらい気持ちが先行してしまったので速攻でOKしました。
とにかく早く終わってほしかった。
次は顎。もう気持ちがボロボロなので、どんな感じにしたいか問われ「バランスいい感じで」と伝えるのが精一杯でした。
顎って結構肉あると思うじゃないですか。でも意外とすぐ骨。骨に針当たる。本当に骨かな?わかりませんが骨に針が当たる痛みです。こっちも注入されて押し広げられるような感覚より刺すような痛みの方が強かった。
頬とかすぐ骨だから無理では?という気持ちが心を支配する。
仕上がり確認も、せっかく先生が綺麗にしてくれてるんだろうけどつらすぎて、いいですいいですで流す。
私の弱さよ。
最後は頬。
カニューレを使ってるから針を刺すのは1回なんだけど中で3箇所くらいに分けて注入されるのでぐんぐん肉をかき分けていく感じと棒の当たる先が刺さっています!という主張してきて新たな痛みでした。
無意識に顔が避けてしまい、すごい変な顔してたと思う。
その後鏡で確認。
これは!すごく!よかった!!
化粧でいつもどうやったらふっくらできるのかしらと思ってた鼻の横のそげた感じがなくて幸せそうな顔になってた。
本来片側1本ずつを0.5本なのでそれでもふっくらしたのが良い。
先生には吸収されてもちょっとは残るからゴルゴ線の予防にもなっていいよ、と言われました。
むしろ今もすでにゴルゴ線が出るので自分の気になってたのここだったんだなとわかって本当良かったです。
注射が終わったら先生はささっと出て行きました。
施術的には本当に簡単なものなんでしょうね。
その後看護婦さんが診察台から降ろしてくれてそのまま帰りました。
そう、終わったら何事もなく出口に案内されて終了です。
安静にする時間とかはなく終わりました。
鎮痛剤などはなし。
感覚は脱毛と変わらないです。
施術の感想はこれで終わり。
次はその後です。